この作品が、2008年7月スタートのノイタミナ枠(フジテレビ木曜深夜で現在「図書館戦争」が放送中)で
よしながふみ先生作品初アニメ化だそうで………っ!!!
おめでとうございます! …といいながら
今回初めてよしなが作品を読もうと思った私orzなのですが。
どうしてもよしなが先生の絵は10代後半からすると古い印象を受けるので、手に取りにくかったんですよ。
主人公の
橘圭一郎を藤原啓治さんが演じられる、しかも同僚に『
魔性のゲイが出てくるらしい』とか聞いたもんだったからあまりに心配で買ってしまったのです。
(藤原さんはあんまりBL系には出てこない方なので……^^;)
今回のことがなければよしなが作品を手に取ることはなかったように思うのですが、
読んでよかったです!!!「
コマ割りがうまい」「
絵がうまい」と評されるだけあって、
ゆったりとした間を大切にされる漫画なんです。
感動したいところで感動させてくれる、そんな漫画だと感じました。
私は一度読み始めたら
一気に全4巻読み上げてしまいました。笑
ボーイズラブ色は思っていたほど濃くはなく、きっと
男性の方でも嫌な感じを受けずに読めるんじゃないかな……巨乳女子アナユニットとか出てきますし。笑
ボーイズが多いけど、
ラブに中心を置いてないからですかね。
話の中心は、主人公・橘の「愛情の欠如による心の傷の克服」にあるので…。
絵としては、やはり古い感はしますが私は話しに引っ込まれてしまったので、読み始めてしまったら
あまり気になりませんでした。
静止画をつなぎ合わせたような感じで進んでいくのですが、
重要なところはじっくりと表情の変化を描くんですね。
(セクシャルな意味ではなく)色気のある絵を描かれる方だなとおもいました。
あと「洋菓子店」なので、
ケーキの描写が多いです。
読み終わった後に
ものすごくケーキが食べたくなりますよ!!! 絶対に!
この漫画を読むときには「
読後のケーキ」を用意しておかれることをオススメします。笑
<裏表紙あらすじ>
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評価:
よしなが ふみ
新書館
¥ 546
(2000-06)
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